みなさまこんにちは、院長の塩尻大輔と申します。
私は30歳まで、東アフリカのケニアで医師として働いていました。ケニアではエイズやマラリア、結核などの感染症を合併する患者さんをたくさん見てきました。ケニアでは未だに死因の５割以上が感染症によるものです。中でもケニアにはエイズで両親を亡くした子供が多くおり、私の両親は現在でもNPO活動としてケニアでエイズ孤児院を運営しています。
こういった背景がある私ですが、日本に来てからは国立国際医療研究センターで日本の感染症を専門に学んできました。現在は、エイズ治療・研究開発センター（ACC）にてHIV/エイズを含む性病の臨床研究を行っており、特にHIV、梅毒、HPV感染症などの診療を専門としております。
日々の生活の中で性病はとてもプライベートな問題であり一人で悩みを抱えている方々が大勢いらっしゃると思います。 そういった方々に少しでも安心していただけるよう親身になってお話しを聞かせていただきます。

■経歴
2009年ケニア国ナイロビ大学医学部卒業（ケニア国医師免許取得）
2010年ケニア国キトゥイ県立病院初期研修
2011年ケニア国キトゥイ県立病院産婦人科
2013年日本医師国家試験合格（日本医師免許取得）
2014年岩手県立磐井病院研修
2016年国立国際医療研究センター　総合感染症コース
2018年熊本大学大学院博士課程・エイズ学（遠隔学習：エイズ治療・研究開発センター（ACC）にてHIV・HPVについて研究中）
2019年パーソナルヘルスクリニック院長兼エイズ治療・研究開発センター（ACC）非常勤医師

■学会・資格
アフリカ児童教育基金の会ACEF 医療部長兼理事、北里大学看護学部非常勤講師、上智大学非常勤講師、日本内科学会会員、日本感染症学会会員、日本エイズ学会会員、日本性感染症学会会員