■とびひ(伝染性膿痂疹)
とびひは初夏〜夏にかけて小児に多い皮膚病です。皮膚にかゆみを伴う大小の水疱・ただれ・かさぶたが出来ます。主としてブドウ球菌の感染が原因で、接触により人へ感染します。幼稚園・小学校では登校禁止の場合もあります。
治療は抗生剤の内服を中心に、患部にはぬりぐすりを使用します。
感染を防ぐため、水疱をかきこわさないようにして、お風呂はシャワー程度としタオルの使い回しは避けましょう。
■あせも(汗疹)
夏の暑い時などに汗をかきやすいところにできる皮膚病で、新生児・乳幼児に多く、かゆみのために泣くことで気付くことがあります。発散しきれなかった汗が皮膚の中にたまり周囲の皮膚組織にしみだすため、その刺激により炎症が起こり、かゆみが生じると考えられています。
あせもの治療は、かゆみや炎症の強さに合わせ、弱めのステロイド軟膏を使います。また、かゆみ止めを短期間内服することもあります。
■水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼとは?
水いぼは伝染性軟属腫ウイルスの感染によって生じ、柔らかい盛りあがった発疹ができます。小児に多く、掻いて潰すと自分の体や他の人に感染します。痛みや痒みはほとんどありません。
水いぼの治療
早期のうちにピンセットで一つ一つ摘み取る外科的摘除が最も確実です。これは強い痛みを伴いますが、当院では痛みを和らげるための外用麻酔薬のシールをお渡ししています。
自然治癒を待つ(放置する)こともありますが、治るまでに数ヶ月〜1年ほどかかります。水いぼはそれ自体悪性化することはありませんが、その間、他人への感染の危険性と自家感染による拡大が心配されます。数が少ないうちに受診されることをおすすめします。
まずはご相談下さい
「兄弟にうつるのが心配」、「プールに入りたい」、「子供が痛そうでかわいそう」、「早く治したい」など、患者様の家庭環境とご両親のお考えなどをうかがいながら治療方針を決めています。
■水虫(白癬)
水虫は白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる皮膚感染症です。白癬には足にできる足白癬、爪にできる爪白癬、その他、頭部(シラクモ)、股部(インキンタムシ)、体部(ゼニタムシ)にもできます。白癬は、通気性が悪くジクジクした所を好んで繁殖し、タオルや足ふきマット、スリッパからも簡単に感染します。
症状はかゆみがある、乾燥して皮がむける、水疱や膿疱ができる、など様々で、いわゆる湿疹の特徴とも非常によく似ています。まずは顕微鏡検査で白癬かどうかを診断し、治療を開始します。
治療にはよく効く薬剤がたくさん出ていますので、多くは塗り薬のみで充分に治ります。 しかし、爪白癬では外用薬が爪の中になかなか浸透しないため、飲み薬の治療が必要です。
■爪白癬の内服治療について
爪白癬は、白癬菌が爪の中に侵入し、爪が白や黄色ににごり、もろくなったり変形したりします。
爪白癬の内服治療には毎日1錠ずつ3ヶ月〜半年続けて服用する方法と、1週間飲んで3週間飲まないサイクルを3回繰り返す方法(パルス療法)があります。どちらも薬を飲み始めて3ヶ月〜半年ほどで健康で綺麗な爪に生えかわります。
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