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■ 膣炎について-ちょっと気になる女性の病気 

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監修:医療法人社団 三善会 林 泰 先生

膣炎について-------

膣炎(ちつえん)は20〜20歳代の女性に多く、婦人科外来で最近多くみられる疾患です。この疾患は、膣の壁の炎症や膣の分泌物の異常によって起こる状態をいいます。

 カンジダは、真菌の一種の膣に少しだけ常在している菌ですが、著しく増殖すると特有な帯下(白色-黄白色、豆腐のカス様、チーズ様帯下)が分泌されるようになり、外陰部や膣が発赤・腫脹を起こします。この様な症状はカンジダ膣炎の可能性があります。

 バルトリン腺炎は、膣入口部に開口するバルトリン腺管を通じて大腸菌、嫌気性菌、黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入して増殖した場合に起こりますが、必ずしも性感染症とは言えず、何故細菌が侵入するか不明な点が多いようです。
 性感染症は、性的接触を感染経路とする一群の疾患で病原体は原虫、真菌、細菌、スピロヘータ、ウイルスなど数多く知られています。近年は若年層での感染増加が社会問題になっています。

 

*どんな原因?-----

 1:性交渉による細菌・性病などの感染
 2:陰部のムレ、不衛生

 

*診療科目は? ----------------- 婦人科

 

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