■ほとんどの大人がかかっている歯周病
35歳〜44歳の人でおよそ81%、45歳〜54歳では85%の人が、歯周病にかかっています。つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。(厚生省歯科疾患実態調査1993年より)
■歯周病は、歯を失う大きな原因のひとつです。
歯を失う原因の第一位は虫歯ですが、歯周病も虫歯の次に歯を失う大きな原因になっています。特に40歳あたりからは、歯周病の比率が高くなっています。
■歯周病は、歯を支える周りの組織に起こる病気です。
歯の周りには、歯を支える色々な組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)があります。また、歯の周りだけでなく全身的な要因・病気も原因となります。たとえば糖尿病の患者には、かなり重度の歯周病患者が多いのですが、糖尿病が悪化すると、歯周病も悪化するという関係が見られます。
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