インプラントは今より30余年前、スウェーデン・イエテリ大学のブローネンマルク博士が、我々の骨と、チタンという金属が生体内で癒着する事実を発見した事により1歩ずつ歩み始めました。
歯科の分野での応用は他の分野よりも比較的早く、失われた歯の部分や、先天的に喪失している歯の部分の顎骨(歯茎の下の顎の骨)の中にチタン製のフィクスチャー(人工の歯根)を植立し、それが骨と骨癒着した後に歯根の代用となります。
当初は、形はともかく、かみ合わせの一助となればとの発想であまり美しいものではありませんでした。が、現在では様々な発展を遂げ、天然の歯とあまり遜色のない審美的にも優れた、後天的な歯を制作できるまでに至りました。
歯の機能としての、“良く噛める事”、“美しいお口元”を再現するの治療法として確実にみなさまの選択肢の1つになるものと実感しております。
歯を欠損して場合の選択として
- 入れ歯を使う
- ブリッジ(架橋補綴)にする。
- インプラントにより歯を復元する。
- 何も行わない。 などが挙げられます。
それぞれに一長一短(メリット・デメリット)があります。
あなたの担当医とよく相談し、あなたに合った治療法をお選びください。
当東池袋山内歯科室(アンチエイジング ペリオ インプラントセンター)では、1997年以来、一貫してスウェーデン製のアストラテックインプラントを選択し施術させていただいております。これは、ブローネンマルク博士が開発したブローネンマルクインプラントをさらに発展させたもので、フィクスチャーの表面性状、形態、また、アバットメント接合部におけるインターナルヘックスの付与など、より生体に優しく、優れた機能を有していると私自身が判断し選択しています。
私も多くの経験をさせていただきました。今後も精進、発展しさらに皆様のお役に立てれば幸いです。 |